【涙は三つの層で目を守る】
涙は、3つの層からなっています。いちばん外側には薄い油の層、目に接した側には粘着質のムチン、
真ん中がさまざまな成分を含んだ水の層があるのです。
涙は、まばたきによって眼の表面にベールのような網目状の膜をつくっていますが、
ドライアイではまばたきしてもこの膜を修復できず、保護してくれるはずのベールは穴だらけのままとなっています。
そうなると、異物や雑菌が目に入りやすくなり、さまざまな目の病気を引き起こす可能性が高くなってしまうのです。
涙の力を十分に活用して、目の守るために、「もしかして、ドライアイ?」と感じたら、早めに眼科医を受診した方がいいでしょう。
【「質的な異常」の検査方法】
涙の「質的な異常」を検査する方法として、BUT検査という方法があるようです。
下図のように、健康な目では涙が均等に目の表面を覆っていますが、
涙の「質的な異常」がある場合には涙の状態が不安定となってしまうため、涙が均等に目の表面を覆えなくなります。
BUT検査はこのような涙の安定性を測定する検査で、
目を開いてから目の表面を覆っている涙の膜が破壊されるまでの時間(Breakup Time:BUT)を測定していきます。
なお、BUT検査は5秒未満が異常値とされているそうです。
「BUT短縮型ドライアイ」という言葉は、このBUT検査からきている名前で、
涙の量が正常(涙の「量的な異常」はない)にもかかわらず、
BUTのみが短縮してしまっている状態のドライアイのことをさしています。
涙の質を調べるBUT検査・・・涙がたくさん出ても、質が良くないために目の表面がすぐ乾くこともあるみたいです。
涙の質を調べる検査で、目を開いてから目の表面の涙の膜が破壊されるまでの時間(BreakUpTime)を測っていきます。
BUTが5秒以下の場合、ドライアイが疑われます。
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